「鬱ゲー」っていう言葉があります。
ストーリーの展開やラストが暗い気分になるようなゲームです。
※主にアダルトゲームなどで使われるらしいです。
Wikipediaによると。このゲームはアダルトゲームではなく、ある意味かなりリアルなシュミレーションゲームなのですが、かなりの「鬱ゲー」です。
『3rd World Farmer』
http://www.arcadetown.com/3rdworldfarmer/gameonline.asp
名前は「第3世界の農家」ということになります。
第3世界というか、イメージとしてはアフリカ大陸のとある失敗国家と思われます。
そこで農業を展開していきながらお金持ちを目指すというゲームです。
そのどこが「鬱ゲー」なのかというと、「あまりにシビアである」という一言に尽きます。
というのも毎年起こるイベントが非常に厳しいのです。
・相場崩壊による収益ゼロ化
・伝染病による家畜の全滅
・主人公や家族の病気
・ゲリラの略奪
・悪徳官僚の搾取
・難民の流入
・内戦勃発
・中央銀行破産による資産激減
などなどで、どれか一つでも起ころうものなら順調に増やしていた資産も全て水泡に帰すことになります。
単にこれだけなら「難易度高いゲーム」となるのですが、そんな単純でもないんです。
救済措置としてこういったイベントもあるんですね。
ただその救済措置が世界の惨状を際立たせていて鬱な感じです。
・観光エキストラバイト
→たった50$なのに序盤は死ぬほどありがたい。。。
・子供を出稼ぎに
→おそらく売っていると思われる描写
・政治家の庇護
→ただし献金が必要
・麻薬栽培
→巨利を得られる。。。
本気でお金持ちになろうと思うと、まっとうにやっていては無理なんですね。
お金がなくてどうしようもなくなれば、綿花作ったり鶏飼ったりしてもしかたない。
麻薬売ればめっちゃもうかる!家族の薬も買えるし、子供を出稼ぎに出さなくてすむ!
となると悪いことでもしてしまうよね、そりゃあ。
で、お金持ちになっても、
・ゲリラの略奪
・悪徳官僚の搾取
こんなこと起こったら全部パー。
防ぐためには、
・政治家の庇護
→ただし献金が必要
が必要。
逆に言うと、いったん成功して献金→政治家ガードのコンボを発動させれば苦労しなくてもずっと勝ち組。
なんか。
第3世界の実情ってそんなに知らないけど、「なんてリアルなんだ。。。」と思わざるをえません。というかある意味、今の日本でも近いところありそうだし。
最終的には、稼いだお金やその他の得点を勘案したスコアが出ることになります。
この場合のスコアを「人生で得た幸福」だと仮定すると、幸福を得るためにどれだけの人が犠牲になっているんだろう。善だ悪だって簡単に判断できねぇなぁ。
と考えさせられるゲームです。
なんだかんだで現代日本に生まれてきて良かった。
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http://www.4gamer.net/specials/thirdworldfarmer/thirdworldfarmer.shtml